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全国百貨店売上高、9月は33.6%減 駆け込み需要の反動響く

日本百貨店協会が22日発表した9月の全国百貨店売上高は3340億円(全店ベース)だった。既存店ベースでは前年同月比33.6%減と、12カ月連続で前年実績を下回り、減少率は8月(22.0%)から拡大した。前年に消費増税前の駆け込み需要があった反動で、嗜好品を中心に落ち込んだ。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う外出自粛や悪天候の影響も響いた。

商品別(既存店ベース)では主力の衣料品が38.0%減った。生産調整や納期の遅れに加え、リモートワークでビジネス関連の需要落ち込みが続いた。消費増税前の駆け込み需要の反動もあって化粧品は51.2%減、美術・宝飾・貴金属は45.6%減少したほか、かばんなどの海外ブランド品を含む身の回り品も37.1%減と苦戦した。

東京地区の売上高は930億円だった。既存店ベースで35.0%減と12カ月連続でマイナスだった。主要10都市全体では35.5%減、10都市以外の地区は28.4%減だった。

訪日客向けの免税売上高は91.6%減の21億2000万円だった。入国制限が続き、客数が98.6%減と低迷した。売上高と客数ともに8カ月連続でマイナスだった。

日本百貨店協会は足元10月の状況について「入国制限が徐々に緩和され、政府の消費喚起策も出たため、客足が回復している」と説明。そのうえで「売上高総額が前年同月比で増加に転じると期待したい」との認識を示した。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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