全国百貨店売上高、10月は17.5%減 駆け込み反動や台風の影響

2019/11/22 15:01
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日本百貨店協会が22日発表した10月の全国百貨店売上高は3863億円(全店ベース)だった。既存店ベースでは前年同月比17.5%減と、3カ月ぶりに前年実績を下回った。消費増税前の駆け込み需要が発生した反動で高額商品を中心に売り上げが減少したほか、台風19号など天候要因も重なった。

商品別では時計を含む高額品の美術・宝飾・貴金属が31.3%減となった。着物などその他衣料品が30.0%減、化粧品が21.3%減と落ち込んだ。婦人服は20.5%減、紳士服は22.0%減だった。

地区別では、東京地区の売り上げが既存店ベースで19.0%減と3カ月ぶりに減少した。主要10都市全体では17.3%減、10都市以外の地区は17.9%減となり、全ての地区で前年を下回った。

訪日客向けの免税売上高は13.8%減の256億円と2カ月ぶりに前年を下回った。1人当たりの単価は1.2%増となった一方、客数は14.9%減と、5カ月連続で減少した。

同協会の山崎茂樹専務理事は足元の11月の販売状況について「17日までの店頭ベースで前年に比べて7%程度落ちている」と説明した。10月の台風の影響としては「3~4%程度の下押し圧力があったとみられる」と述べた。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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