生保協会長、7月の日銀政策修正「市場への副作用に配慮」

2018/9/21 16:18
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生命保険協会の稲垣精二会長(第一生命保険社長)は21日の定例記者会見で、日銀が7月31日に実施した金融政策の修正について「市場の価格決定機能を回復させるという点では、大変評価している」と述べた。そのうえで「2カ月前の(日銀の)対応は、市場への副作用に配慮した政策調整であると理解している」との考えを示した。

一方で、大規模な緩和からの出口の段階では「市場が混乱する可能性は否定できない」と指摘。緩やかな金利上昇にしていく重要性を示したうえで「様々な選択肢について、早い段階から時間をかけて市場とのコミュニケーションを進めることが重要だ」と述べ、日銀と市場との対話を進めることの必要性を語った。

生命保険業界では、環境配慮などを企業に求めるESG投融資のさらなる促進に向けて、ESG投融資ガイドラインの策定について検討していることを明らかにした。ガイドラインについて稲垣会長は「業界として前向きに取り組めるように、どういった運用をすべきかを啓蒙するようなガイドラインにしたい」と語った。加えて「画一的にこれは良くてこれは悪い、といったことを示すようなガイドラインにはしない」との認識を示した。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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