中空氏「米大統領選後のデフォルト率上昇が心配」 景気討論会

2020/10/21 15:16
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日本経済新聞社と日本経済研究センターは21日午後、景気討論会を開催した。中空麻奈・BNPパリバ証券チーフクレジットストラテジストは、米大統領選後について「(現行と)違う政権でも同じ政権でも、今までの政策が正しかったのかとの議論が出るだろう」と指摘。「(流動性供給で支えられてきた)企業のデフォルト(債務不履行)率が上昇することはありうる。心配しておかないといけない」と語った。

広瀬伸一・東京海上日動火災保険社長は米大統領選について、候補2者の主張を比べると「財政政策の規模としてはバイデン氏の方が大きいので、財政の崖を乗り越えたうえで、景気にはいい面があると思っている」と述べた。

澤田純・NTT社長は米国の大手ハイテク企業の規制の先行きについて「米議会は同じ傾向にいくと思うが、大統領権限もあり不安なところもある」と語った。

岩田一政・日本経済研究センター理事長は今後、中国が高度技術などを自給しようとしている現状を踏まえ「仮に中国が成長したとしても、世界経済への波及効果は弱いのではないか」と語った。その上で「中国の推進力に期待することはできない」とした。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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