全国百貨店売上高、4月は1.1%減 衣料品販売が低調

2019/5/21 15:13
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日本百貨店協会が21日発表した4月の全国百貨店売上高は4488億円(全店ベース)だった。既存店ベースでは前年同月比1.1%減と3カ月ぶりに前年実績を下回った。気温が低く不安定な天候の影響で、春物や初夏物の衣料品販売が低調だった。半面、引き続き免税売上高が過去最高を更新したほか、高額品の販売も好調だった。

商品別で構成比の高い衣料品は4.7%減だった。子供服が5.8%減と落ち込んだほか、構成比率の高い婦人服も4.1%減と不振だった。一方で、国内外の顧客向けに好調を維持している化粧品が5.3%増、高額商材の美術・宝飾・貴金属も8.8%増だった。

地区別では東京地区の売り上げが既存店ベースで0.8%減と2カ月ぶりに前年実績を下回った。都市部では3.3%減の神戸や2.8%減の京都の落ち込みが目立った。一方、名古屋や大阪は好調に推移した。

訪日客向けの免税売上高は9.3%増の344億円だった。前月の記録を上回り、3カ月連続で統計開始以来の最高を更新した。

同協会の山崎茂樹専務理事は、5月の動向について「改元の影響もあって前半は好調な店舗もあったが、半ばの時点では今月もやや低調」と話した。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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