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NY株上昇が支え、中国の洪水には懸念(先読み株式相場)

21日の東京株式市場で日経平均株価は2万3100円近辺に反発しそうだ。前日の米株式相場の上昇を支えに買いが先行するだろう。日経平均は今週に入って軟調で前日は2万2880円と、約1週間ぶりに節目の2万3000円を割り込んだ。きょうは週末とあって持ち高整理の買いが入りやすい。半面、米中対立懸念で上値追いのムードは乏しい。

5G関連に期待

東京市場では米アップル株高とは裏腹に、村田製太陽誘電といった電子部品株などが米中対立の影響を懸念した売りで相対的に弱い動きとなっている。東証1部の売買代金は今週に入ってきのうまで4日連続で2兆円を下回った。「夏枯れ」の様相が強まるなか、短期筋の売買で相場が振れやすくなっている側面がある。中国で大雨による洪水被害が拡大するなか、日本企業の生産活動に影響が出ないか注視する向きがいる。

個別では通信計測機器のアンリツに注目だ。同業の米キーサイト・テクノロジーズが20日夕に発表した決算で売上高は減ったが、市場予想は上回り、時間外取引でキーサイト株は大幅に上昇している。次世代通信規格「5G」向けの需要増加に期待は根強く、同業のアンリツ株にとっても追い風になりそうだ。

一方、中国電子商取引(EC)大手のアリババ集団は大幅な増収増益決算を発表したが、米政権による中国企業への制裁を警戒した売りで20日のアリババの米預託証券(ADR)は下落した。アリババ株を保有するソフトバンクグループ(SBG)株の重荷になるかもしれない。

食品スーパー売上高に関心

きょうは7月の全国消費者物価指数(CPI)や7月の食品スーパー売上高などの発表がある。イオンヤオコーなどスーパー株はディフェンシブ株の代表として買われてきただけに、7月も好調な売り上げとなっているか注目だ。

20日の米株式市場でダウ工業株30種平均は4日ぶりに反発し、前日比46ドル85セント高の2万7739ドル73セントで終えた。ナスダック総合株価指数は最高値を更新した。アップルがサブスクリプション(定額課金)事業の成長期待で買われ、テスラが2000ドル突破と、ここまでの相場をけん引してきた銘柄の上昇に拍車がかかった。

日本時間21日早朝の大阪取引所の夜間取引で日経平均先物は上昇した。9月物は前日の清算値と比べ120円高い2万3000円で終えた。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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