2018年11月17日(土)

債券のESG投資「安定収益に貢献」 世銀・GPIFが報告書

2018/4/20 11:57
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世界銀行グループと年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は20日、債券における環境と社会、企業統治に配慮する「ESG投資」についての報告書を発表した。報告書はESGの要素を債券投資で考慮することが「リスク管理の強化につながり、より安定したリターンに貢献する」と指摘した。

世銀グループとGPIFは報告書で「ESGの要素が債券への投資家にとって重要な信用リスクであることを多くの研究が示している」と指摘。「信用リスク分析の一部として、統合すべきだと示唆している」とした。

債券でのESG投資の課題については、新興国を中心にデータが不足していること、女性の活躍や従業員の健康、人権問題など「社会」を中心に統一の見解がないことを挙げた。政府などの発行体との建設的な対話の難しさ、投資商品の不足なども課題とした。

世銀グループとGPIFは2017年10月に、持続可能な投資の促進に向けた提携をすることで合意していた。

世銀のキム総裁は報告書に関し、「ESGを投資活動へ織り込むことは、より高いリターンを確保しつつ、途上国に必要な資金を提供でき、世界の貧困削減を達成するための賢明な方法ということを示している」と説明した。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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