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ボストン連銀総裁「利下げは待つべき」 強い米景気踏まえ

【NQNニューヨーク=古江敦子】ボストン連銀のローゼングレン総裁は19日の米CNBCのインタビューで、米景気の力強さを指摘したうえで「多くの行動を取る必要はない」と述べ、早期利下げに否定的な姿勢を示した。貿易摩擦が激化し、世界景気の減速が現実になるまで「(利下げを)待つべきだ」と主張した。予防的な利下げは資産バブルにつながるリスクがあるとの見解も示した。

米物価上昇率は米連邦準備理事会(FRB)の目標である2%に近づき、米景気の拡大基調は続いているとの認識を示した。「金融緩和策なしで景気好調が続いている場合は利下げをしたくない」と語った。世界景気の減速や貿易摩擦は警戒しているが「今のところ米景気への悪影響はみられない」との見方を示した。景気悪化に備えた予防的利下げについては、株価上昇や企業債務の拡大につながる可能性があり「代償が大きい」と述べた。

ローゼングレン総裁は米連邦公開市場委員会(FOMC)で政策決定の投票権を持つ。投票権を持つ委員のなかでは、同総裁とカンザスシティー連銀のジョージ総裁の2人が利下げに慎重な発言をしている。

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