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SMBC日興、20年度成長率予想6.0%減に下方修正 今後はV字回復に

SMBC日興証券は20日、2020年度の実質国内総生産(GDP)成長率が前年度比マイナス6.0%との見通しを発表した。前回(6月)の予想から1.7ポイント下方修正した。外出の自粛で4~6月期の民間消費が予想以上に落ち込んだことが影響する。半面、4~6月期を大底に、今後は民間消費と輸出の回復をけん引役として、国内経済は急回復するとの見方も示した。

21年度の実質GDP成長率は前年度比4.8%と、前回見通しから1.6ポイント上方修正した。民間消費については、長距離の「宿泊」や「航空」は回復が弱い一方、自宅から近距離の「外食」や「鉄道」は明確に反転しているなど、足元の消費者心理は改善し、人の移動量はすでにコロナ禍前の水準に戻っていると指摘した。また、急減した輸出も、自動車販売が欧米のロックダウン(都市封鎖)の緩和によって急激に回復しており、今後自動車を中心に回復していくとみている。

同日記者説明会をした牧野潤一チーフエコノミストは「家計の貯蓄も3月以降急激に増えており、消費の原資も十分ある」と説明した。政府による旅行の需要喚起策「Go To キャンペーン」も、確実に需要を生み出すはずだと評価した。

新型コロナウイルスの第2波の影響について、牧野氏は「それほど大きな脅威ではないと考えている」との見方を示した。足元の感染者数の増加はPCR検査数を増やしていることで、感染の捕捉率が高まっているためとみている。牧野氏は「今後、感染は沈静化し、経済活動の再開に伴い、V字に近い回復になる」との見方を示したうえで、「21年1~3月期の実質GDPは、コロナ禍前の19年10~12月期の96.6%と、ほぼ同等の水準まで回復する」との見通しを述べた。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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