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10月の訪日外国人5.5%減、韓国からの訪日客数が大幅減

韓国人訪日客は2014年5月以来の低水準

日本政府観光局(JNTO)が20日発表した10月の訪日外国人客数(推計値)は、前年同月比5.5%減の249万6600人だった。日韓関係の悪化を受け、韓国からの訪日客数が65.5%減と、大幅に減少したことが影響した。前年割れとなるのは、韓国人訪日客数が半減した8月以来、2カ月ぶりとなる。

韓国からの10月の訪日客数は19万7300人と、前年同月(57万1176人)から37万3876人減少した。前月に引き続き、2014年5月(19万5263人)以来の低水準となった。JNTOは「最近の日韓情勢で訪日旅行を控える動きが発生していることに加え、台風19号の影響で航空便に欠航などが発生した影響があらわれた」と分析した。

韓国では日本が輸出管理の厳格化を発動した7月以降、日本製品の不買運動が勢いづき、日本製の衣料品やビールなどに加え、日本への旅行も不買運動の標的となっている。韓国からの訪日客数は前年同月は中国訪日客に次ぐ2位の規模だったが、今回は台湾からの訪日客数を下回って3位となった。

前月に続き、ラグビーワールドカップ(W杯)2019日本大会の開催により、出場国からの訪日客数は前年同月に比べ8万1千人増えた。中国からの訪日客数も2.1%増の73万600人と、10月として過去最高を更新するなど堅調な伸びとなったが、規模の大きい韓国人訪日客の大幅減を補えなかった。

その他の国・地域では、台湾が9.0%増(41万3700人)、米国が6.5%増(15万3400人)、フィリピンが36.7%増(6万4700人)となるなど、14カ国・地域が10月として過去最高を更新したほか、英国とロシアが単月として過去最高を更新した。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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