タカラバイオの4~9月期純利益、13%増に上振れ PCR検査関連需要で
タカラバイオ(4974)は20日、2020年4~9月期の連結純利益が前年同期比13%増の23億円だったと発表した。40%減の12億円との従来予想から大幅に上振れした。新型コロナウイルスのPCR検査関連製品の需要が想定を上回り、採算改善が進んだ。
売上高は同6%増の173億円、営業利益は26%増の38億円だった。いずれも168億円、25億円との従来予想を上回った。8月にもPCR検査関連が好調として業績予想を上方修正していた。
21年3月期の通期業績予想は精査したうえで11月10日の4~9月期決算の発表時に公表する予定としている。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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