9月のコンビニ売上高は3.0%減 外出自粛で来客減続く
日本フランチャイズチェーン協会(東京・港)が20日発表した9月のコンビニエンスストアの既存店売上高(速報値)は、前年同月比3.0%減の8667億円と7カ月連続で減少した。在宅勤務や外出自粛が続いたほか、降水量も多く、来店客が減少したことが響いた。
既存店の来客者数は11.1%減と7カ月連続で減少した。一方、平均客単価は9.0%増と12カ月連続で増加した。たばこ税増税前の駆け込み需要があったほか、生鮮食品や冷凍食品、酒類、マスクなどの衛生用品が好調だった。
品目別にみると、パンやデザート類、弁当など「日配食品」が7.5%減。たばこや雑貨、書籍を含む「非食品」は10.4%増。ソフトドリンクや冷凍食品、レトルト食品など「加工食品」は6.9%減だった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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