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コロナが重荷、下値では買い意欲(先読み株式相場)

20日の東京株式市場で、日経平均株価は前日の終値(2万5634円)近辺で一進一退となりそうだ。世界的に新型コロナウイルスの感染者数が急増しており、景気回復の期待に水を差している。国内で3連休を控えた週末でもあり、ポジション調整の売りが出ることも予想される。もっとも新型コロナのワクチン開発への期待や財政・金融政策による景気の下支え期待は顕在だ。前日の日経平均も下落局面では買いが入るなど投資家の購入意欲は衰えておらず、下値は堅そうだ。

19日の米ダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反発し、前日比44ドル(0.2%)高の2万9483ドルで終えた。中断していた米議会での追加経済対策の協議が再開する見込みと伝わった。新型コロナワクチンの開発前進の報道も支えとなった。ただ、週間の失業保険申請件数が5週ぶりに増え、雇用の改善鈍化を警戒し下げ幅を広げる場面もあった。

日本時間20日早朝の大阪取引所の夜間取引で日経平均先物は上昇し、12月物は前日の清算値と比べて50円高い2万5590円で終えた。

世界的に新型コロナの感染が広がっている。日本も例外ではなく、19日午後には東京都で新規感染者数が過去最多を更新したと伝わると、日本株に売りが出た。大阪府や北海道などでも過去最多を更新し、全国で1日あたりの新規感染者数は2000人を上回った。東京都が警戒レベルを最高水準に引き上げるなど、新型コロナ感染の広がりはきょうも投資家心理を慎重にさせるだろう。

ただ、下値では買いを入れたい投資家は多そうだ。前日の日本株も一時250円超下げたが、その後は買い戻しが入り終値では93円安まで下げ幅を縮めた。19日発表の11月第2週の投資部門別動向では、海外勢が2週連続で現物と先物を含めて日本株を1兆円超買い越しており、買い戻し余地はまだありそうだとの見方が出ていた。

個別では日立製作所(6501)が保有株式の売却に向けて入札手続きに入ったと報じられた日立金属(5486)に注目が集まる。SBIホールディングス(8473)と資本提携する方針を固めたと報道されたじもとホールディングス(7161)の値動きにも関心が高い。

きょうは総務省が10月の全国消費者物価指数を発表する。10月の食品スーパーや主要コンビニエンスストア売上高など、小売関連の統計結果も発表予定だ。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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