2019年1月23日(水)

7月の貿易赤字9640億円 25カ月連続の赤字 輸出増は3カ月ぶり

2014/8/20付
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財務省が20日発表した7月の貿易統計速報(通関ベース)によると、輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は9640億円の赤字(前年同月は1兆325億円の赤字)だった。貿易赤字は25カ月連続。QUICKが19日時点で集計した民間予測の中央値(7050億円の赤字)を上回った。円安で原粗油や液化天然ガス(LNG)など輸入コストが増加した。

貿易赤字額は高水準だが、2カ月ぶりに前年同月よりも赤字幅は縮小した。4月に1年8カ月ぶりに赤字額が縮小して以降、円安進行の鈍化や輸出の持ち直しなどで、前年同月と比べた貿易収支悪化に歯止めがかかりつつある。

輸出額は前年同月比3.9%増の6兆1886億円。輸出額の増加は3カ月ぶり。英国向けの自動車のほか、中国向けの金属加工機械、液晶デバイスなどの科学光学機器の増加が目立った。地域別では構成比の大きいアジア向けが3カ月ぶりに増加に転じ、中国向けの自動車部品や金属加工機械の輸出増などが寄与した。欧州連合(EU)向けは14カ月連続で増加。対米国は3カ月ぶりに増えた。輸出数量は0.9%増だった。

一方、輸入額は2.3%増の7兆1526億円。輸入数量は0.4%減となったが、円安で輸入コストが膨らみ輸入額を押し上げた。輸入額の増加は2カ月連続。サウジアラビアからの原粗油やオーストラリアからのLNGなどの輸入が増えた。品目別でも円安を背景に原粗油やLNGなど燃料輸入額の増加が目立った。

為替レート(税関長公示レートの平均値)は1ドル=101円73銭で、前年同月比2.9%の円安だった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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