見た目は携帯、中身スマホの「ガラホ」 KDDI発表
KDDIは19日、都内で開いた新商品の春モデル発表会で、スマートフォン(スマホ)と従来型携帯電話の合計6機種を1月下旬から順次発売すると発表した。新たにシニア向けとジュニア向けのスマホを拡充するほか、見た目は携帯電話ながら中身はスマホという「ガラホ」も投入する。
シニア向けスマホ「BASIO」は、初めてスマホを手にする高齢者でも使いやすく操作性と視認性を高めた。高音質に加え相手の通話速度を落とす「ゆっくり通話」機能など、聞きやすさにも配慮している。ジュニア向けの「miraie」は、防犯ブザーや位置情報の取得など安心、安全機能を搭載した。
「ガラホ」では高速データ通信「4G LTE」に対応した「AQUOS K」を発売する。タブレットやパソコンと接続するテザリング機能など、従来の携帯電話にはない機能を搭載した。スマホ向けの無料通話アプリ「LINE(ライン)」なども使用できる。〔日経QUICKニュース(NQN)〕