日銀、「次回会合で点検」わざわざ明記 忘れなかった市場との対話
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日銀は18~19日の金融政策決定会合で大規模な金融緩和政策の維持を決めた。一部で深掘りの思惑があった短期の政策金利もマイナス0.1%で据え置いた。半面、公表文では海外経済の減速に言及し、日銀が政策変更のトリガー(引き金)として重要視する"物価のモメンタム"に対する警戒感も強めた。しかも、わざわざ文字にして「次回会合で経済・物価動向を改めて点検していく」との考えを示し、政策変更の思惑を保つ市場との...
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