2019年3月25日(月)

1月の貿易赤字1兆1775億円、前年比57%減 輸出額17%増

2015/2/19付
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財務省が19日発表した1月の貿易統計速報(通関ベース)によると、輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は1兆1775億円の赤字で、赤字額は2兆7950億円だった前年同月に比べ57.9%減少した。貿易赤字は31カ月連続。QUICKが18日までにまとめた民間予測の中央値は1兆6813億円の赤字だった。原油価格の低下で輸入額が押し下げられたほか、輸出回復が寄与し、貿易赤字は市場予想を大きく超す縮小幅となった。

輸出額は前年同月比17.0%増の6兆1447億円で、5カ月連続で前年同月を上回った。品目別では自動車、半導体等電子部品、船舶などの輸出増が寄与した。地域別では対米国が自動車などの輸出増が寄与し16.5%増の1兆1927億円。対アジアは22.7%増の3兆3141億円、うち対中国は20.8%増の1兆419億円。アジア、中国への輸出額はいずれも比較可能な1979年以降で1月としては過去最大となった。対欧州連合(EU)は7.4%増の6563億円で、英国向けの自動車、船舶の伸びが寄与した。輸出全体の数量指数は前年同月比11.2%増加した。

一方、輸入額は前年同月比9.0%減の7兆3222億円で、2カ月ぶりに前年同月を下回った。原油価格の低下を反映して原粗油の輸入額は前年同月比40.5%減少し、6カ月連続で前年同月を下回った。このほか、ナフサなどの石油製品、液化石油ガス(LPG)などの減少も目立った。地域別では対米国が1.4%減の6473億円。対アジアは3.0%減の3兆5630億円で、うち対中国は6.9%減の1兆7783億円。アジア、中国からの輸入はいずれも5カ月ぶりに減少した。輸入全体の数量指数は前年同月比6.3%減り、4カ月連続で前年同月を下回った。

為替レート(税関長公示レートの平均値)は1ドル=119円27銭で、前年同月比14.1%の円安だった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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