2019年9月19日(木)

トランプ大統領「TPPに戻りたくない」 貿易協定は2国間で協議 日米共同会見

2018/4/19 8:41
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【NQNニューヨーク=戸部実華】安倍晋三首相とトランプ米大統領は米東部時間18日夕、共同記者会見を開いた。貿易協定についてトランプ大統領は「環太平洋経済連携協定(TPP)には戻りたくない」と述べ、日本とは2国間で通商協議を進める考えを強調した。安倍首相は「TPPが日米に最善だと思っている」としつつ「自由で公正、相互的な貿易取引の協議を日米で始める」と説明した。

共同記者会見する安倍首相とトランプ米大統領(18日午後、米フロリダ州パームビーチ)=小高顕撮影

共同記者会見する安倍首相とトランプ米大統領(18日午後、米フロリダ州パームビーチ)=小高顕撮影

両首脳は17~18日、米フロリダ州にあるトランプ氏の別荘「マール・ア・ラーゴ」で会談を開き、北朝鮮や通商問題を中心に話し合った。

通商問題を巡り、トランプ氏は「日米が相互に恩恵を受け、不均衡を削減する貿易関係に向けた協議に向けて交渉を続ける」との方針を強調した。具体的な数字を挙げて対日貿易赤字の大きさを指摘し、現時点で鉄鋼・アルミニウムの輸入制限の対象から日本を外す意向がないとした。「米国の労働者にとっては2国間の貿易協定の方が望ましい」としてTPPには消極的な姿勢を見せた。

北朝鮮問題では、トランプ氏は「完全かつ非可逆的な方法で核放棄を求める」と述べ、6月初旬までに開く米朝首脳会談について「成功すると思わなければ会談しない。何かが起きる」と期待を示した。拉致問題については「日本にとって非常に大事な課題であり、私にとっても重要な問題だ。この問題で懸命の努力をすると(安倍首相に)伝えた」と述べた。

安倍首相は米朝首脳会談について「トランプ大統領の大英断で歴史的な転換点を迎える」と指摘。さらに「北朝鮮は核開発放棄の約束をほごにし、核開発の時間稼ぎに利用してきた。放棄に応じるだけで見返りを与えるべきではないとの確固たる方針を日米で共有した」と述べた。

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