/

国内のコロナ感染拡大、警戒高まる(先読み株式相場)

19日の東京株式市場で日経平均株価は下値を探る展開となりそうだ。18日に国内で確認された新型コロナウイルスの新規感染者数は初めて2000人を超え、市場では感染拡大への警戒感が高まっている。外国為替市場で1ドル=103円台まで円高・ドル安が進行していることや、18日の米主要株価指数の下落も重荷となる。きょう伝えられる感染者数の動向次第では、2万5500円を割り込む可能性もありそうだ。

日本時間19日朝のシカゴ・マーカンタイル取引所(CME)で、日経平均先物12月物は18日清算値(2万5640円)から70円ほど安い2万5570円まで下落する場面があった。

18日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続落し、前日比344ドル安い2万9438ドルで引けた。ワクチンの早期実用化期待から買いが先行したが、新型コロナの感染拡大で経済活動が停滞するとの懸念から下落に転じた。ダウ工業株30種平均は過去最高値圏にあり、利益確定売りも出やすかった。

米製薬大手のファイザーは18日、開発中の新型コロナウイルスのワクチンについて、最終分析での予防効果が95%に達したと発表した。数日以内に米食品医薬品局(FDA)に緊急使用許可を申請するという。前向きなニュースではあるが、市場の反応は限られた。9日の治験の初期データの公表を受けて、すでに株価は大幅に上昇していた面もあるが、ワクチン普及による経済活動の正常化にはやはり相応の時間が必要、と冷静に受け止める向きも増えている可能性がある。

将来的なワクチン普及期待と、足元の感染拡大への懸念の綱引きが続いている。18日午後の東京株式市場では、東京都で同日に確認された新型コロナの新規感染者が過去最多の493人となったと伝わると、日経平均は下げ幅を広げ前日比350円超下落する場面があった。きょうの都内感染者数が仮に増えた場合に下げる可能性を考えると、買いを入れにくいムードとなるだろう。

きょうは東証マザーズ市場にアララが上場する。13時に10月の首都圏・近畿圏のマンション販売が発表される。そのほか、SOMPOMS&AD東京海上の4~9月期決算が発表される予定だ。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

初割ですべての記事が読み放題
今なら2カ月無料!

セレクション

トレンドウオッチ

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン