FOMC政策金利予想 19~20年の利下げ見送り示唆

2019/9/19 3:44
保存
共有
印刷
その他

【NQNニューヨーク=滝口朋史】米連邦準備理事会(FRB)が18日公表した米連邦公開市場委員会(FOMC)参加者らの政策金利見通しによると、2019年末時点で適切だと考えるフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標は中央値が今回の利下げ後の水準と同じ1.875%だった。年内の利下げ停止を示唆したが、前回6月時点で1.75~2.00%が適切と見込んでいた7人の参加者全員が年内に一段の利下げが適切と見込んだ。平均値は1.846%と2%台前半だった6月時点から大幅に切り下がった。

FRBは約3カ月ごとに、各参加者が年末時点で適切だと考えるFF金利の水準を点(ドット)で示した「ドット・チャート」を発表している。各参加者の金利予測の分布をみると、2度の利下げ後の19年中の金利据え置きを予想した参加者は5人だった。前回2.625%だった上限は0.50%低い2.125%に下がり、5人が予想している。

20年末時点の水準は1.875%と、前回から0.25%下がった。利下げ局面はひとまず年内で一巡する見通しだ。21年末は20年末から0.25%高い2.125%、今回から新たに加わった22年末は2.375%と緩やかながら利上げ局面に転じる見通し。長期的な政策金利の水準は2.50%と前回並みだった。

■FOMC参加者らによるFF金利の予想分布

<19年9月時点>

   19年末  20年末  21年末  22年末

上限  2.125% 2.375% 2.625% 2.875%

中央値 1.875% 1.875% 2.125% 2.375%

下限  1.625% 1.625% 1.625% 1.625%

<19年6月時点>

   19年末  20年末  21年末

上限  2.625% 3.125% 3.125%

中央値 2.375% 2.125% 2.375%

下限  1.875% 1.875% 1.875%

<19年3月時点>

   19年末  20年末  21年末

上限  2.875% 3.375% 3.625%

中央値 2.375% 2.625% 2.625%

下限  2.375% 2.375% 2.375%

<18年12月時点>

   19年末  20年末  21年末

上限  3.125% 3.625% 3.625%

中央値 2.875% 3.125% 3.125%

下限  2.375% 2.375% 2.375%

(注)FOMC参加者17人による見通し。FF金利の誘導目標に幅がある場合は0~0.25%を0.125%とするなど中間の値を使用した。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]