NY連銀総裁「中銀は速やかに対応を」 早期利下げ示唆

2019/7/19 4:18
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【NQNニューヨーク=川内資子】ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は18日午後の講演で、政策金利の水準がゼロに近い環境下では「中央銀行は経済状態の悪化に直面した場合、速やかに行動すべきだ」と早期利下げに積極的な姿勢をみせた。「経済に予防注射をすることで、低すぎるインフレという潜在的な病から経済を守る効果が期待できる」と主張した。

政策金利の水準が高ければ事態の進展を見極められるが「(低金利で)追加の景気刺激策の余地が少ない場合は、経済悪化の最初のサインが出た時点で素早く利下げするべきだ」と指摘した。さらに「低金利を長く続ける必要がある」との認識も示した。

発言を受け、米債券市場では金融政策を反映しやすい2年債利回りが下落した。シカゴ金利先物市場では、7月末の米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.5%の利下げを見込む比率が前日の34%から59%に急上昇し、0.25%の利下げ予想(41%)を上回った。

同総裁はFOMCで常に政策決定の投票権を持ち、FOMCの副議長も務める。

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