アルプスアルパイン(6770)は18日、台風19号の影響で子会社のアルパインマニュファクチャリングの赤井工場(福島県いわき市)が15日から稼働を停止していると発表した。同工場では車載用音響機器や情報通信機器用の部品を生産しており、一部の部品については同社の他工場や協力工場で代替生産を始めた。今後、公共インフラの復旧状況を確認しながら、来週末をメドに生産再開を目指すという。
アルプスアルの相馬倉庫(福島県相馬市)ではスイッチ関連の製品在庫の一部が浸水し、他工場などで増産している。取引先からの部品調達にも影響があるという。
業績への影響については軽微にとどまる見通しだとしている。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕