8月の訪日外国人2.2%減、11カ月ぶり前年割れ 韓国客48%減

2019/9/18 16:15
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日本政府観光局(JNTO)が18日発表した8月の訪日外国人客数(推計値)は、前年同月比2.2%減の252万100人だった。前年割れとなるのは、台風や北海道地震の影響を受けた2018年9月以来、11カ月ぶりとなる。日韓関係の悪化を受け、韓国からの訪日客数が大幅に減少したことが響いた。前月に引き続き、中国からの訪日客は堅調だった。

韓国からの訪日客数は48%減の30万8700人と、16年5月(30万2088人)以来3年3カ月ぶりの水準に落ち込んだ。JNTOは「最近の日韓情勢で、訪日旅行を控える動きが発生している」とした。

韓国では日本が輸出管理の厳格化を発動した7月以降、日本製品の不買運動が勢いづき、日本製の衣料品やビールなどに加え、日本への旅行も不買運動の標的となっている。韓国からの訪日客数は7月は中国訪日客に次ぐ2位の規模だったが、8月は台湾からの訪日客数を下回り、3位となった。

中国からの訪日客数は16.3%増の100万600人と、前月(105万500人)に続き100万人を超え堅調だった。新規就航や増便により航空座席供給量が増加したことや、1月から開始した個人査証の発給要件緩和の効果が出たとみられる。

その他の国・地域では、台湾が6.5%増(42万300人)、米国が14.3%増(11万7800人)、ベトナムが27.7%増(4万3700人)と、堅調な国・地域が多かった。一方、大規模デモなどの抗議活動で空港が一時閉鎖されるなどの影響があった香港は4.0%の減の19万300人にとどまった。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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