首都圏マンション発売戸数、5月供給量は過去最少更新 393戸

2020/6/18 13:42
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不動産経済研究所が18日発表したマンション市場動向調査によると、首都圏の5月の新規発売戸数は393戸と9カ月連続で減少した。前年同月と比べ82.2%減と大きく下げた。新型コロナウイルス感染症の影響による営業活動の縮小や、消費者心理の落ち込みなどが響いたとみられる。これまでの最低水準だった前月(686戸)からも42.7%減となり、供給量は過去最少を更新した。

地域別の発売戸数は東京都区部で前年同月比69.9%減、神奈川県で83.4%減、千葉県で93.9%減などすべての地域で大きく落ち込んだ。新規発売戸数に対する契約戸数は284戸で、消費者が購入した割合を示す月間契約率は前年同月に比べ12.3ポイント高い72.3%だった。

1戸あたりの平均価格は6485万円と前年同月に比べ392万円(6.4%)上昇した。1平方メートルあたりの単価も108.4万円と同19.0万円(21.3%)上昇した。

5月末時点で翌月に繰り越した販売在庫数は7773戸と前月末(7795戸)から減少した。不動産経済研究所は、6月の発売戸数は1000戸と見込んでいる。

あわせて発表した近畿圏の5月の発売戸数は前年同月に比べ84.6%減の214戸と、1991年8月以来の低水準となった。新型コロナの影響で発売戸数は大きく落ち込んだ。新規発売戸数に対する契約戸数は107戸で、月間契約率は前年同月に比べ17.7ポイント低い50.0%となった。6月の発売戸数は1000戸程度と見込んでいる。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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