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アイリッジ、10月にも「さるぼぼコイン」を実用化 地域通貨の実証実験順調

スマホ向けアプリ開発のアイリッジ(3917、マザーズ)は、手掛ける電子地域通貨「さるぼぼコイン」を10月にも岐阜県高山市の周辺で実用化する。5月に始めた実証実験が順調に進み実用化にめどがついたため、対象を一般の人にも広げる。

さるぼぼコインはスマホ上の電子通貨で、高山市と飛騨市の地域限定で利用できる。提携した地元の企業や商店での資金流通の促進や地域経済の活性化を狙っている。

実証実験では、共同開発した飛騨信用組合(岐阜県高山市、大原誠理事長)の職員約240人を対象に1人当たり3万円分の電子通貨を支給し、41の対象店舗で実際に利用してもらった。今月20日に実験期間を終えるが、17日時点の利用実績は4000件以上となり、通貨の消化率は97%程度に達した。システム面の不具合も生じていないという。

飛騨・高山地域は、人気アニメ映画「君の名は。」のモデルとなった地域でもあり、最近は若者や訪日外国人などの観光客が増えている。「さるぼぼコイン」の導入は外国人観光客の決済手段の簡素化にもつながる。アイリッジは全国各地の地域団体などに導入することも今後検討する。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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