2019年1月17日(木)

11月の貿易収支6カ月連続黒字 1134億円、アジア向け輸出最高

2017/12/18 9:46
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財務省が18日発表した11月の貿易統計(速報、通関ベース)によると、輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は1134億円の黒字だった。6カ月連続で貿易黒字となった。世界経済の回復を受けて、アジア向け輸出が過去最高を更新するなど輸出入ともに好調を維持した。ただ原油などの単価上昇で黒字幅は前年同月比2割縮小した。

輸出額は前年同月比16.2%増の6兆9204億円と、12カ月連続でプラスだった。中国向けの液晶デバイス製造装置や米国向けの自動車、タイ向けの鉄鋼などが増加に寄与した。

地域別に見ると、アジア向け輸出は3兆8949億円と20.4%伸び、過去最高を更新した。中国向け(25.1%増)も過去最高だった。米国向けは13.0%増と10カ月連続で前年実績を上回った。自動車や掘削機などが伸びた。欧州連合(EU)向けは13.3%増だった。

一方、輸入額は17.2%増の6兆8071億円だった。11カ月連続で増加した。原粗油や石炭といった資源が値上がりしたほか、中国からスマートフォン(スマホ)の輸入が大幅に増えた。ロシアからのパラジウムも伸びた。為替が前年同月に比べ8%ほど円安方向に進んだことも円建て価格の押し上げにつながった。

対中国では輸入額が21.6%増え、9カ月連続の貿易赤字となった。対米国では黒字幅が13.7%増と5カ月連続でプラスとなった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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