2019年8月17日(土)

1~6月の貿易収支8888億円の赤字、2期連続赤字 中国向け輸出落ち込む

2019/7/18 10:26
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財務省が18日発表した1~6月の貿易統計速報(通関ベース)によると、輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は8888億円の赤字だった。赤字は半期ベースで2期連続となる。半導体等製造装置の輸出が中国や韓国向けで落ち込んだことなどが響いた。米中貿易摩擦の激化を背景に、低迷する中国経済の影響を受けたようだ。

全体の輸出額は前年同期比4.7%減の38兆2404億円、輸入額は1.1%減の39兆1292億円だった。それぞれ5期ぶりの減少。輸出額の減少が上回り、貿易赤字となった。

国・地域別でみると、中国向けの輸出額は8.2%減の7兆301億円で、5期ぶりの減少となった。半導体等製造装置の輸出は21.4%減、半導体等電子部品も14.4%減少した。

対欧州連合(EU)の貿易収支は2391億円の赤字だった。航空機や魚介類などの輸入が増えたことが影響した。一方、対米国の貿易収支は3兆4590億円の黒字だった。自動車や半導体等製造装置の輸出が増え、黒字額は9.8%増加した。

同期間の為替レート(税関長公示レート)は1ドル=110円28銭。前年同期に比べ1.2%の円安・ドル高に振れた。

同時に発表した6月の貿易収支は5895億円の黒字だった。黒字となるのは2カ月ぶりだが、前年同月に比べると黒字幅は縮小した。

中国向けの半導体等製造装置のほか、バハマ向け船舶などの輸出が落ち込み、全体の輸出額は前年同月比6.7%減と、7カ月連続で減少した。一方、輸入額も5.2%減と2カ月連続の減少となった。オーストラリアからの非鉄金属やアラブ首長国連邦(UAE)からの液化天然ガスの輸入が減少した。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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