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日本郵政・西室社長「グローバルに生きていく第一歩」 会見の主なやりとり

日本郵政グループは18日、オーストラリアの物流大手、トール・ホールディングスを総額6200億円で買収すると発表した。今回の買収で郵政グループは世界5位の物流企業になるという。同日開いた記者会見で、日本郵政の西室泰三社長は「グローバルに生きていく第一歩だ」と意気込みを語った。主なやりとりは以下の通り。

――トール社はどういう会社か。

「強いのはアジア地域。これから当分の間は成長著しい部分だと認識している。そこに強いのは魅力だ」

――買収は新たなリスクを抱えることにならないのか。

「郵政民営化後の新事業は我々が責任をもってやる。日本郵政が持っていない機能を全面的に買収し、進めていく。買収という形をとったのは、『時間を買った』ということだ。(社内の努力でできないことではないが)いたずらに時間をついやすよりは、新しい事業をはじめることが大事だ。うまくいかない場合は、経営陣としては潔く対応する」

――民営化の中で今回の買収の位置づけは。

「郵政民営化とは、郵便局ネットワークを構築してユニバーサルサービスをやるということだ。そのやり方は政府から委託を受けている。(資金を含めた)財産は有効活用することに意味がある」

――今回のM&Aに関して政府への説明は。

「内容について詳細に説明したのはきのう。今回の買収は、途中で情報が漏れた場合は(現地で上場しているトール社の)株価高騰がおこる。為替相場も変わってくる。ギリギリのところまで極秘にせざるを得なかった」

――買収の狙いは。

「日本郵政グループはグローバルな物流企業でなければならない。日本だけに閉じこもって物流企業が成り立つ時代はもう終わりつつあると思っている。その中で、グローバルに生きていく第一歩が始まった」

――トール社は買い手を探していたのか。

「トール社が売りに出ていた訳ではない。物流事業を強化するにはどういう会社があるかをリサーチしていた。国際物流で一番最適なのはトール社。私たちからアプローチした」

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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