<米国・時間外>アプライドマテリアルズが下落、売上高見通しが慎重
【NQNニューヨーク=戸部実華】(コード@AMAT/U)17日夕の米株式市場の時間外取引で半導体製造装置大手のアプライドマテリアルズが下落している。通常取引を前日比2.2%安の53.96ドルで終えた後、一時は終値を6%近く下回る50ドル台後半まで売られた。17日夕に発表した2018年2~4月期決算は売上高や1株利益が市場予想を上回る内容だったが、5~7月期の業績見通しが慎重と受け止められた。
2~4月期の売上高は前年同期比29%増の45億6700万ドルと、市場予想(44億5160万ドル程度)を上回った。地域別の売上高では欧州、中国や日本などの伸びが目立った。純利益は37%増の11億2900万ドルだった。売上高総利益率を高めて大幅な増益につながった。特別項目を除く1株利益は1.22ドルと市場予想(1.14ドル)を上回った。
ただ決算と併せて公表した5~7月期の売上高見通しは43億3000万~45億3000万ドルと、市場予想(45億3260万ドル程度)を下回った。
このほか、時間外取引で百貨店のノードストローム(@JWN/U)が下落している。17日夕に発表した四半期決算は市場予想を上回る増収増益だったが、既存店売上高が市場予想ほど伸びなかった。
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