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2019年の韓国人訪日客25.9%減 全体は2.2%増で過去最高も

日本政府観光局(JNTO)が17日発表した2019年の訪日外国人客数(推計値)によると、日韓関係の冷え込みを背景に韓国からの訪日客数が18年に比べ25.9%減の558万4600人と大幅に減少した。全体の訪日客数は18年に比べ2.2%増の3188万人と8年連続で増え過去最高を更新したものの、規模の大きかった韓国人訪日客の落ち込みを受け、増加幅は12年以降で最小となった。

韓国では日本が輸出管理の厳格化を発動した7月以降、日本製品の不買運動が勢いづき、日本製の衣料品やビールなどに加えて日本への旅行も不買運動の標的となった。JNTOは「韓国経済が低迷していることに加え、7月以降の日韓情勢もあり、(航空便の)減便や運休による航空座席供給量の減少や訪日旅行を控える動きが発生した」と分析した。

韓国以外の国・地域からの訪日客数は堅調だった。最も人数の多い中国からの訪日客は18年比14.5%増の959万4300人だった。増便や新規就航などで航空座席供給量が増加したことや19年1月から開始した個人査証の発給要件緩和の効果もあらわれた。

人数でみると、18年から減少したものの、中国に続く2位は韓国だった。3位は台湾で2.8%増の489万600人だった。欧米豪からの訪日客も、ラグビーワールドカップ2019日本大会の開催などを背景に好調だった。JNTOが統計で人数を公表する20の国と地域(「その他」区分除く)のうち、韓国を除く19の国・地域は過去最高を更新した。

同時に発表した19年12月の訪日外国人客数は前年同月比4.0%減の252万6400人だった。韓国を除く19の国・地域は18年12月を上回り、引き続き堅調だったものの、韓国人訪日客が63.6%減(24万8000人)と大きく落ち込んだことが響いた。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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