米クラフト・ハインツ株大幅安 大株主の投資会社が株売却

2019/9/18 0:37
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【NQNニューヨーク=岩本貴子】17日の米株式市場で食品のクラフト・ハインツ株が下落している。前日比4.7%安の28.24ドルを付ける場面があった。第2位株主の投資会社、3Gキャピタル・パートナーズが保有株を売却したことが明らかになった。株価の上昇期待が薄れ、売りが優勢になった。

3Gキャピタルが16日付で米証券取引委員会(SEC)に提出した資料によると28.44ドルで2506万株を売却したという。保有比率は22%から20%に下がった。3Gキャピタルはウォーレン・バフェット氏が率いる投資会社バークシャー・ハザウェイに次ぐ大株主。

クラフト・ハインツはのれん代の償却などで1~6月期に多額の減損損失を計上し、8月に2015年の合併以来の安値を付けていた。

グッゲンハイム証券は17日付リポートで「3Gキャピタルによる売却はいいサインではない」と指摘した。クラフト・ハインツは新しい最高経営責任者のもとで事業の立て直しを進めているが、今回の売却を踏まえると「さらに悪い話が出てくるとの見方を取り下げることはできない」という。

3Gキャピタルは投資先企業に対し、コスト管理や人員削減などを通じて収益を改善する手法を得意としている。13年に旧HJハインツを買収し、バークシャーとともに旧クラフト・フーズ・グループとの合併を主導した。

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