1~3月期の実質成長率、新型コロナでマイナスに ESP調査

2020/3/17 15:30
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日本経済研究センターが17日発表した3月の民間エコノミストの経済見通しである「ESPフォーキャスト調査」によると、1~3月期の実質国内総生産(GDP)の予測平均は、前期比年率でマイナス2.89%だった。新型コロナウイルスの感染拡大による経済への影響が重荷となり、前回2月調査(0.33%)からマイナスに転じた。

内訳をみると、輸出が3.59%減、企業の設備投資は0.02%減、輸入は2.34%減、個人消費は0.83%減といずれも前の月の見通しよりも下振れた。新型コロナは1~3月期のGDP成長率を年率で3.63%押し下げる。一方、その反動で4~6月期には0.94%押し上げると織り込んだ。

1~3月期の実質GDP成長率の見通しはマイナスに下方修正されたものの、4~6月期にはプラス圏に転じ、7~9月期に2.90%まで回復。その後は1%程度で推移するとの見立てを示している。

景気の転換点(山)については、景気悪化を示す「過ぎた」との回答がフォーキャスター33人中29人と前回(34人中13人)より増え、回答者の88%に達した。山の時期は「2018年10月」という回答が最も多く、「19年5月」、「19年10月」と続いた。「過ぎていない」と回答した4人も、今後1年以内に山が来る確率は平均で47.5%とみている。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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