10月の月例経済報告、前月からの変更点(表)

2019/10/18 17:36
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政府は18日にまとめた10月の月例経済報告の総括判断で「緩やかに回復」の基調判断を維持しつつ、表現を「輸出を中心に弱さが長引いているものの、緩やかに回復している」に下方修正した。総括判断の下方修正は5カ月ぶり。個別項目では、生産と業況判断を下方修正した。海外は全体の景気判断、国・地域別の判断ともに全てを前月の表現に据え置いた。

基調判断や変更項目は以下の通り。↑は上方修正、↓は下方修正、→は据え置き。カッコ内は前月の表現。

【総括】

◎景気判断〔↓〕

輸出を中心に弱さが長引いているものの、緩やかに回復している

(輸出を中心に弱さが続いているものの、緩やかに回復している)

◎先行き:表現変更

当面、弱さが残るものの、雇用・所得環境の改善が続くなかで、各種政策の効果もあって、緩やかな回復が続くことが期待される。ただし、通商問題を巡る緊張、中国経済の先行き、英国の欧州連合(EU)離脱の行方等の海外経済の動向や金融資本市場の変動の影響に加え、消費税率引き上げ後の消費者マインドの動向に留意する必要がある。また、令和元年台風第19号など相次ぐ自然災害の経済に与える影響に十分留意する必要がある。

(当面、弱さが残るものの、雇用・所得環境の改善が続くなかで、各種政策の効果もあって、緩やかな回復が続くことが期待される。ただし、通商問題を巡る緊張の増大が世界経済に与える影響に注意するとともに、中国経済の先行き、海外経済の動向と政策に関する不確実性、原油価格の上昇や金融資本市場の変動の影響に留意する必要がある)

【個別項目】

◎貿・サ収支:表現変更

おおむね均衡している

(赤字となっている)

◎生産〔↓〕

このところ弱含んでいる

(横ばいとなっているものの、一部に弱さが続いている)

◎業況判断〔↓〕

製造業を中心に引き続き慎重さが増している

(製造業を中心に慎重さが増している)

◎消費者物価:表現変更

このところ上昇テンポが鈍化している

(このところ緩やかに上昇している)

【海外】

◎景気判断〔→〕

全体としては緩やかに回復しているが、アジアやヨーロッパの中に弱い動きがみられる

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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