三井不、子会社が10億円の利益水増し 子会社のみ過年度訂正へ

2017/5/17 18:09
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三井不動産(8801)子会社の三井不動産リフォーム(東京・新宿)が過去2年間に営業利益を約10億円水増ししていたことが17日、分かった。連結決算への影響は軽微として三井不は過年度決算の訂正はしない。

三井不によると、リフォーム社は2015年3月期と16年3月期の2期にわたって、完成していない工事の売り上げを前倒しで計上したり、下請け業者に支払う費用を次の期に先送りしたりして、営業利益ベースで15年3月期に約3億6000万円、16年3月期に約6億7000万円をそれぞれ水増ししていた。

3月に内部通報窓口に通報があり、調査した結果、発覚した。不正に関わった役員と従業員らはすでに処分したとしている。今後、三井不リフォームは過年度決算について15年3月期決算で営業利益を3億6000万円、16年3月期で3億2000万円それぞれ下方修正する。

三井不をめぐっては16年7月、グループ会社の三井ホーム(1868)でも利益水増しが発覚している。三井不は日経QUICKニュースの取材に対し「リフォーム社に対しコンプライアンス(法令順守)の徹底と再発防止策の策定・実行を指導した」と説明したうえで「事態を重く受け止め、グループ全体でも法令順守を一層徹底する」と語った。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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