16年12月の公募投信 2カ月連続流入超、16年は13年連続流入超

2017/1/17 16:44
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投資信託協会が17日発表した2016年12月の投資信託概況によると、公募投信の設定額から解約・償還額を差し引いた資金動向は8470億円の流入超だった。流入超は2カ月連続。個人が株売却などで得た資金がマネー・リザーブ・ファンド(MRF)に流入した。

公募投信の純資産総額は前月比3兆5310億円増の96兆6415億円と、15年12月以来の高水準だった。株式相場の上昇で運用益が膨らんだ。

株式投信は4649億円の流出超となった。流出超は3カ月連続。基準価格の上昇で利益確定売りが膨らんだ。純資産総額は83兆227億円と前月に比べ2兆2191億円増えた。

公社債投信は1兆3119億円の流入超だった。公社債投信のうちMRFは1兆3143億円の流入超だった。MRFは株売却などで得た資金を一時的に置いておく投信。株価上昇で利益確定売りが増えたため資金流入が膨らんだ。

16年の公募投信の資金動向は2兆6582億円の流入超だった。13年連続の流入超となった。上場投資信託(ETF)への資金流入が大きく、株式投信は19年連続で流入超となった。

公社債投信は、日銀のマイナス金利政策による運用難でマネー・マネージメント・ファンド(MMF)の繰り上げ償還が相次ぎ、2兆3985億円の流出超となった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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