3月23~27日の新規設定ファンド
来週(3月23~27日)に新規設定される予定の国内公募投資信託は15本。このうちフィデリティ投信が23日に設定する「フィデリティ・世界割安成長株投信(愛称:テンバガー・ハンター)」は、日本を含む世界の株式のうち、テンバガー(株価が10倍になると期待される)銘柄を選定し投資する。著名投資家ピーター・リンチの弟子であるジョエル・ティリングハストが運用を担当する。為替ヘッジありの「Aコース」と為替ヘッジなしの「Bコース」があり、販売会社は野村証券1社。
24日にはSBIアセットマネジメントが「SBI中国テクノロジー株ファンド」の運用を開始する。投資対象は深セン証券取引所に上場している人民元建て株式(中国A株)のうち、革新的テクノロジーやサービスを提供する期待の高い企業。SBI証券1社で販売する。
アセットマネジメントOneは27日に「世界8資産リスク分散バランスファンド(目標払出し型)<愛称:しあわせのしずく>」の運用を始める。国内外の公社債、株式、不動産投資信託(REIT)の8資産へ分散投資する。基準価格の変動を年率4%程度に抑えて運用し、初回分配から3年程度は1万口あたり35円(課税前)を毎月分配することを目指す。

(QUICK資産運用研究所 西本ゆき)