2019年5月21日(火)

観光庁長官「中国人の買い物が減少」 訪日客1人あたり消費額減

2019/4/17 17:16
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観光庁の田端浩長官は17日午後の記者会見で、同日公表した一般訪日客の1人当たり消費額が前年比5.9%減となったことについて「訪日客数の伸びが鈍化していることに加え、中国人の1人当たりの買い物消費の減少したことが主な要因と考えられる」と述べた。そのうえで「旅行消費額は訪日外国客数の動向に加え、それぞれ国の経済情勢、為替レートなど様々な要因で変動しうるので、今後とも動向を注意深く見ていきたい」と話した。

中国人の買い物消費額が減少していることについては「中国での電子商取引(EC)法施行で、ネットでの転売目的のまとめ買いに歯止めがかかった。中国政府が個人輸入品の税率を引き上げているのも減少につながっている」(田端氏)と分析している。

政府は20年に訪日外国人4000万人、消費額8兆円を目標として掲げる。単純計算では1人あたり20万円の目標だが、1~3月期の一般訪日客の1人当たり消費額は14万3206円にとどまる。田端氏は「地方への誘客を促進して日本での滞在時間を長期化する施策や、キャッシュレス決済の環境整備などに取り組み、訪日客の1人あたり消費額を上げていきたい」とした。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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