シカゴ連銀総裁「追加緩和を議論」 10月利下げ示唆

2019/10/17 1:34
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シカゴ連銀のエバンズ総裁=ロイター

シカゴ連銀のエバンズ総裁=ロイター

【NQNニューヨーク=松本清一郎】シカゴ連銀のエバンズ総裁は16日、米イリノイ州の講演で「リスクへの緩衝材を供給するため、今は追加緩和の議論がある」と述べた。貿易摩擦などを背景に米経済の不透明感が強まっており、10月29~30日に開く米連邦公開市場委員会(FOMC)で3会合連続の利下げを支持する可能性を示唆した。

エバンズ氏は「米経済の成長見通しは良好で、物価上昇を支えるのに適切は金融緩和を実施している」と述べつつ「不透明さをくぐり抜けるのが難しくなったり、(米経済を)予想外の下振れショックが襲ったりするリスクがある」と指摘した。その上で「追加緩和の議論にはオープンマインドを維持している。10月の会合でしっかり議論するはずだ」と利下げ支持を臭わせた。

前回9月のFOMCで示した参加者らの政策金利見通し(ドットチャート)によると、17人の参加者の中央値では19年と20年は金利据え置きを予想していた。エバンズ氏も「中央値とかなり同じ予想だ」と述べたが、予想を修正しつつあるようだ。同氏はFOMCで政策決定の投票権を持つ。

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