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米株高、円安を好感か 年初来高値目前(先読み株式相場)

16日の東京株式市場で日経平均株価は続伸か。15日の米株高と外国為替市場での円安・ドル高傾向を支えに運用リスクを取りやすくなった投資家の買いが日本株にも入る公算が大きい。日経平均は4月25日に付けた年初来高値(2万2307円)を更新し、2万2500円程度まで上値余地を広げる展開になりそうだ。

15日の米株式市場で米ダウ工業株30種平均は前日比237ドル高の2万7024ドルだった。保険大手や銀行の好決算を受けてこれから本格化する企業決算への期待が高まった。ダウ平均は上げ幅を300ドル超に広げる場面もあった。英国の欧州連合(EU)離脱協議で「合意なき離脱」を回避できるとの観測も投資家心理の支えになった。

米債券市場で長期金利が小幅ながら上昇したのも追い風に、日本の金融株にも見直し買いが入りそうだ。16日早朝の外国為替市場では円が1ドル=108円台後半と、15日の日銀公表値(108円35~36銭)から円安・ドル高方向に振れている。自動車株などに採算改善を期待した買いを誘うだろう。

15日のシカゴ市場で日経平均先物12月物(円建て)の清算値は2万2525円と、同日の大取終値を325円上回った。

日経平均が年初来高値を上回った後は達成感から利益確定売りも出やすく、上値がやや重くなる展開も想定される。市場では米中貿易協議の先行きに対して慎重な見方も根強い。

月末に向けては米連邦公開市場委員会(FOMC)をにらんで経済指標や決算内容を見極めようとする投資家が次第に増えそうだ。そのうえできょうは9月の米小売売上高などの重要指標の発表がある。

国内では大引け後に9月の訪日外国人客数の発表がある。日韓関係悪化に加えて、台風の影響で訪日客数の伸び悩みが示されればあす以降、インバウンド(訪日外国人)関連銘柄の重荷になることも考えられる。

〔日経QUICKニュース(NQN) 尾崎也弥〕

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