武田、中近東・アフリカの一部事業を売却 216億円超で
武田薬品工業(4502)は15日、中近東とアフリカで販売する一部の医療用医薬品や一般用医薬品30製品に関する事業をスイスの製薬会社のアシノ社に売却すると発表した。販売やマーケティング担当者もアシノ社へ移籍する。売却金額は2億ドル(約216億円)超だという。取得資金は負債削減に充てる。
同社はアイルランドの製薬大手シャイアー社の買収で膨らんだ負債の圧縮を進めており、事業譲渡の契約は2019年度で3回目となる。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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