日銀地域経済報告、北海道で判断上げ 台風影響は今後精査

2019/10/15 15:07
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日銀は15日、全国支店長会議でまとめた10月の地域経済報告(さくらリポート)で、北海道地域の景気判断を「緩やかに拡大している」に引きあげた。昨年9月の胆振東部地震の復興による公共工事の増加が寄与した。被害の広がった台風19号については「今後実体経済への影響を精査していく」(調査統計局)という。

北海道を除くその他8地域は景気判断を変更しなかった。中国地域は景気判断そのものは据え置いたが「一部に弱めの動きがみられる」との文言を追加した。

項目別に各地域の判断をみると、「生産」は中国地域で判断を引き下げた。引き下げは2期連続。今回の引き下げは中国のみだったが、海外経済の減速が生産面に影響しているとの声は「全体的に出ている」(調査統計局)という。

同リポートでは、輸出・生産や企業マインドに海外経済の減速の影響があるものの、国内需要の増加基調が続いているとの判断を示した。底堅い内需を支えに、景気の総括判断は「拡大」または「回復」が9地域すべてで維持された。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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