株、「3・11」上回る業績未定に身構え
減配予想の東宝にヒント
[有料会員限定]
15日の東京株式市場で日経平均株価は反落した。前日比117円安の1万9521円で前場を終えた。前日に大幅高となった反動もあって、利益確定売りに押された。新型コロナウイルスの感染拡大で急速に世界景気が冷え込むなか、今期の業績見通しの発表を見送る企業が増えている。過去は業績「未定」企業の株価は軟調に推移した経緯があり、投資家は身構えている。
「合理的な見積もりが困難」――。4月中旬に差しかかり、本来...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り1098文字