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黒田日銀総裁、金利低下「緩和効果反転のリスクも」 スイスで講演

日銀の黒田東彦総裁は13日、スイスのチューリヒ大学での講演で、過度な金利低下について「金融仲介機能が阻害され、かえって金融緩和の効果が反転する可能性がある」と述べた。日本の金融機関は資本基盤が充実しているため、現時点で金融仲介機能の悪化はないとしつつ「低金利環境が金融機関の経営体力に及ぼすリスクに注意していきたい」とした。

黒田総裁は現行の日銀の長短金利操作について説明し、適切なイールドカーブ(利回り曲線)のあり方にも言及。「経済や物価への影響という点では短期や中期の金利低下の効果が大きい」との認識を示した一方、長期から超長期の過度な金利低下は「保険や年金といった金融インフラの運用利回りに対する不安を起こしてマインド面を通じて経済に影響を及ぼす」とも指摘した。

あわせて「2%の物価安定目標に向けた日銀の揺るぎない姿勢と粘り強い取り組みが必要」と、インフレ期待を後押しするための異次元緩和の継続を強調した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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