2019年7月20日(土)

日経平均、利益確定売りで上値重いか(先読み株式相場)

2019/2/14 8:15
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14日の東京株式市場で日経平均株価は上値の重い展開か。13日の米株高と円安・ドル高を好感した買いが先行する公算が大きいが、日経平均は前日までの2日で800円あまり上昇しており、利益確定売りや戻り待ちの売りも出やすい。市場では13日終値(2万1144円)を50円程度上回る2万1200円前後でもみ合うとの見方が多い。内閣府が発表する2018年10~12月期の国内総生産(GDP)速報値はプラス転換が見込まれるが力強さには欠け、市場予想の範囲内なら相場の反応はさほど大きくないとの予想がある。

13日の米ダウ工業株30種平均は前日比117ドル高となり約2カ月ぶりの高値を付けた。米中貿易交渉の進展と米政府機関の再閉鎖回避への期待が続いた。ナスダック総合株価指数は4日続伸した。

米中貿易協議についてムニューシン米財務長官が13日、「今のところ順調だ」と述べたと伝わったほか、香港紙は中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席が米交渉団と面会する予定だと報じた。さらに13日には米紙が「トランプ米大統領が、米与野党指導部が基本合意した新たな予算案に署名する見通し」と報じ、つなぎ予算の期限が切れる15日を前に米政府機関の再閉鎖を回避できるとの観測も強まった。投資家が運用リスクを取る動きが東京市場でも続くとみられる。

13日のニューヨーク外国為替市場では円相場が一時1ドル=111円06銭とほぼ1カ月半ぶりの円安・ドル高水準を付けた。日本の輸出企業の採算改善が意識されそうだ。

もっとも市場では「ヘッジファンドなどの株買い戻しの動きは一巡しつつある」との声がある。14日から始まる米中の閣僚級による貿易協議の進展を見極めたいとの様子見ムードも強いだろう。

内閣府が寄り付き前に発表する18年10~12月期のGDP速報値は市場予想の中央値が前期比年率1.3%増。自然災害による落ち込みからの反動で2四半期ぶりのプラス成長が見込まれている。ただ7~9月期の同2.5%減に比べると戻りは鈍そう。

大引け後にアサヒキリンHDが18年12月期決算を発表するほか、出光興産日本郵政の18年4~12月期決算発表も予定されている。海外では1月の中国貿易統計や18年12月の米小売売上高が公表される。米半導体大手エヌビディアが18年11月~19年1月期決算を発表する。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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