2018年6月20日(水)

米カルパース、株式の投資配分縮小を検討と伝わる 株高で利益確定

2017/11/14 6:14
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【NQNニューヨーク=川内資子】米国で最大規模の年金基金、カリフォルニア州職員退職年金基金(カルパース)が株式への投資配分を減らし、債券の配分を増やすことを検討している。米ブルームバーグ通信が13日に報じた。米株式相場は金融危機後から長い上昇相場が続いており、ひとまず収益を確定するためとみられる。

 運用資産の約50%を占める株式を最小で34%程度まで縮小する一方、債券は約19%から最大44%程度まで拡大することを検討している。カルパースは4年に1回、資産配分を見直しているようだ。投資方針を正式に決める12月開催の会合に向け、見直し案が現在議論されているという。債券への投資比率を増やせば予想収益率が下がるため、内部で反発も見込まれている。

 カルパースの7月末時点の運用資産総額は3425億ドル(約38兆9000億円)。大口の機関投資家として米投資家への影響力が強い。米コンサルティング大手ウィルシャー・アソシエーツによると、米公的資金は運用資産の約46%を株式に、約25%を債券に振り向けている。

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