2019年8月24日(土)

米株高を好感か、上値で利益確定売り(先読み株式相場)

2016/7/14 8:09
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14日の東京株式市場で日経平均株価は小幅続伸か。前日の米株高により投資家心理が改善する。投資家の運用リスクを取る動きを促し、朝方から買いが先行しそうだ。とはいえ、日経平均は前日までの3日間で1000円超水準を切り上げてきたため、目先の利益を確定する売りが出て上値は重いとみられる。市場では日経平均は1万6100円~1万6400円での推移を見込む声があった。

13日の米株式市場でダウ工業株30種平均は連日で過去最高値を更新した。ダウ平均は4日続伸し、終値は前日比24ドル高の1万8372ドルだった。今週から米主要企業の4~6月期決算の発表が本格化し、業績の底入れを期待した買いが優勢となった。一方、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は6日ぶりに反落した。

13日のシカゴ市場の日経平均先物9月物(円建て)の清算値は1万6345円と、同日の大阪取引所清算値を115円上回った。日本時間早朝のGLOBEX(シカゴ先物取引システム)でも1万6300円で推移しており、シカゴ市場の日経平均先物の推移をにらんで、朝方から日経平均は100円ほど上げて始まりそうだ。

14日未明の大阪取引所の夜間取引でミニ日経平均先物9月物の終値は1万6315円と、13日の清算値を85円上回った。売買高は31万7705枚だった。

市場では日本政府の積極的な景気対策への期待が引き続き日本株の支えになるとの見方がある。ただし、「米株の上昇も勢いに欠けるため、そろそろ買いが一服しそう」(みずほ証券の三浦豊シニアテクニカルアナリスト)との声もある。日経平均は週初から大幅に水準を切り上げており、戻り待ちの売りや利益を確定する売りに押されやすい。

個別ではサッポロHDに注目だ。14日付の日本経済新聞朝刊は「2016年1~6月期の連結業績は、営業損益が20億円前後の黒字(前年同期は12億円の赤字)に浮上したようだ」と報じた。1~6月期の営業黒字は2年ぶりとなる。業績回復を好感した買いが入る一方、株価は6月半ばから大幅に水準を切り上げており利益確定の売りが出る可能性がある。

取引終了後にファストリJINが2015年9月~16年5月期決算を発表する。海外では6月の豪雇用統計や4~6月期のシンガポール国内総生産(GDP、速報値)が発表となる。英中銀が金融政策委員会の結果と議事要旨を公表予定だ。米国ではJPモルガン・チェースやブラックロックが4~6月期決算を発表する。LINE(3938*J)が東京市場に先んじてニューヨーク証券取引所に上場する。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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