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ワクチン・治療薬に懸念、米株安重荷(先読み株式相場)

14日の東京株式市場で日経平均株価は反落か。前日の米株式相場の下落を受けて日本株にも売りが先行するだろう。11月の米大統領選や追加の米経済対策などを巡る先行き不透明感から積極的な取引を控える投資家も増えるなか、薄商いで軟調な展開となりそうだ。市場では日経平均は前日の終値(2万3601円)と比べて200円程度安い2万3400円程度までの下落を予想する声があった。

13日の米株式市場で米ダウ工業株30種平均は5営業日ぶりに反落し、前日比157ドル(0.5%)安の2万8679ドルで終えた。米日用品・製薬大手のジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)が新型コロナウイルスワクチンの臨床試験を一時中断、米製薬大手イーライ・リリーも新型コロナの抗体薬の治験を中断したと伝わった。ワクチンや治療薬の開発を巡る後ろ向きな材料が重なったことで投資家心理を冷やしており、東京市場でも引き継がれる可能性がある。

追加経済対策の米与野党協議の停滞も相場の重荷となりそうだ。一方の国内情勢では、政府が2020年度第3次補正予算案を編成する方針を固め、菅義偉首相が11月上旬にも対応を指示すると報じられており、安心感につながる可能性もある。

米アップルは13日、オンラインで発表会を開き、次世代通信規格「5G」に初めて対応した「iPhone12」を発表した。アップル株は期待先行で12日に6%超上昇していたため、この日は目先の材料がいったん出尽くしたとの見方から売りに押された。東京市場でも前日に上昇が目立った太陽誘電村田製作所といった関連銘柄が売られるかもしれない。決算を発表したJPモルガン・チェースやシティグループ株の下落を受けて日本の金融株に売りが波及することも考えられる。

日本時間14日早朝の大阪取引所の夜間取引で日経平均先物は下落した。12月物は前日の清算値と比べ90円安い2万3500円で終えた。

きょうは20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議がテレビ電話形式で開かれる。ABCマートが3~8月期決算を発表する。米国ではゴールドマン・サックス、ウェルズ・ファーゴなどの決算がある。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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