NY円、上げ幅拡大 1ドル=111円台後半、物価・消費指標が予想届かず

2017/10/13 21:58
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【NQNニューヨーク=滝口朋史】13日朝のニューヨーク外国為替市場で、円はドルに対して上げ幅を広げ、1ドル=111円台後半で推移している。朝方発表の物価や消費に関する経済指標の伸びが市場予想に届かず、米景気の先行きに対する楽観的な見方がやや後退した。円は一時111円69銭と前日比で56銭の円高・ドル安水準を付けた。

 米商務省が発表した9月の小売売上高は前月比で1.6%増えた。ハリケーン被害の反動で自動車の販売が増えたほか、ガソリン価格の上昇も消費増につながった。2015年3月以来の大幅な伸びとなったものの、1.7%程度の増加を見込んでいた市場予想には届かなかった。

 米労働省が発表した9月の消費者物価指数(CPI)は前月比で0.5%上昇した。ガソリン価格の上昇を受け1月以来の高い伸びになったものの、市場予想(0.6%上昇)には届かなかった。エネルギー・食品を除くコア指数は0.1%上昇と前月から0.1ポイント鈍化し、市場予想(0.2%上昇)も下回った。

 ハリケーンの被害を受けた消費動向やガソリン価格の上昇が消費や物価を押し上げたものの、予想ほどではなかったことで米連邦準備理事会(FRB)による利上げペースが緩やかになるとの思惑が台頭。米長期金利が低下し、日米金利差の拡大観測が後退した。

 円は米東部時間8時50分現在、前日比50銭円高・ドル安の111円75~85銭で推移している。

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