不動産経済研究所(東京・新宿)が15日発表した7月のマンション市場動向調査によると、首都圏の新築マンション発売戸数は前年同月比12.8%減の2986戸だった。2カ月ぶりに減少した。契約戸数は2024戸で、消費者が購入した割合を示す月間契約率は4.1ポイント低下の67.8%だった。8月の発売戸数は2000戸の見通し。
同時に発表した近畿圏の新築マンション発売戸数は前年同月比17.4%減の1514戸だった。3カ月連続で減少した。契約戸数は1121戸で、月間契約率は0.4ポイント上昇の74.0%だった。8月の発売戸数は1200戸前後の見通し。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕