2019年8月23日(金)

米国債、10年物と2年物の利回りが一時並ぶ 12年ぶり

2019/8/14 5:08
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米中貿易摩擦を受けて米国や世界景気の減速懸念が強まり、金融緩和が長引くとの見方から長期債が買われやすくなっている

米中貿易摩擦を受けて米国や世界景気の減速懸念が強まり、金融緩和が長引くとの見方から長期債が買われやすくなっている

【NQNニューヨーク=岩本貴子】13日の米国債市場で、10年債と2年債の利回りが一時、12年ぶりに同水準となった。米中貿易摩擦を受けて米国や世界景気の減速懸念が強まり、金融緩和が長引くとの見方から長期債が買われやすくなっている。10年債と2年債の利回りが逆転すれば景気後退の前触れとされ、株式市場などで投資家心理の重荷になりそうだ。

【関連記事】超長期債、利回り低下続く 30年債は0.2%割れ

13日午後の取引時間中に10年債と2年債の利回りが一時1.66%で並んだ。通常は償還までの期間の長い債券の方が利回りは高い。満期までの物価上昇などのリスクを織り込むためだ。ただ、先々の景気悪化リスクが強まり、金融緩和や物価低迷が長期化するとの見方が広がれば期間の長い債券がより買われやすくなる。

米国の10年債と2年債の利回りが並んだのは、利回りが逆転した2007年6月以来。当時は信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)問題をきっかけに住宅市況が悪化。米景気の減速基調が強まり、米連邦準備理事会(FRB)による利下げ観測が高まっていた。

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